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WoodStoneマウスピース 職人インタビュー



オールドのよさを継承し独自の特長を兼ね備えたハンドメイドマウスピース
既存のマウスピースのよさを継承しつつ、数多くのサックスプレイヤーのニーズを反映させ開発されたWoodStoneマウスピース。すでに数多くの現役プレイヤーからも高評価を得ている商品ですので、当サイトでも販売をさせて頂いております。
この「WoodStone」ハンドメイドマウスピースは、 ご自身の求める「音色」「吹奏感」を実現させる可能性を大いに秘めています。

WoodStoneマウスピースの製品詳細はこちらよりご覧下さい。

2012年で創立25周年を迎えるWood Stone。
このブランドの母体となるは、数多くのサックスプレイヤー達をサポートし続けている管楽器専門店石森管楽器。
その技術の高さから海外の一流プレイヤー達からも 大きな信頼を得ています。
元々マウスピースのリフェイスから出発したWood Stoneがオリジナル商品としてまず開発着手したのはリガチャーでした。
そのきっかけは、特にアルトサックスの現行品リガチャーでは、高音部の音の立ち上がりが 薄っぺらくなりがちでどうにかしたい、というプロプレーヤーの方の要望からでした。

そして、何度も試作を重ね、何度もプレイヤーの方との意見交換を行った結果、理想的なリガチャーを完成させることができました。

その後もサックスプレイヤー達の意見を随時反映させて、彼らの様々なニーズを満たすアイテムの数々を生み出してきました。

毎日何人ものプロサックスプレーヤーが訪れる石森管楽器だからこそできることかもしれません。そしてそれこそが、Wood Stoneの一番の強みであるということができるのではないでしょうか。

今回、SAXmen.jpでWood Stone製品を販売させて頂くにあたり、代表者であり職人でもある 石森信二さんにお話をお伺いしました。

元々、マウスピースのリフェイスをやっておられたとのことですが、ゼロから作ろうと思われたのは何故ですか?

最近は技術が発達していますので既存のマウスピースと同じように加工するのは、結構簡単にできるんです。 しかし、マウスピースのことをもっと深く知るためには、既存のマウスピースの加工だけでなく、 やはり全くのゼロから作る必要があると感じたからです。

既存のマウスピースに比べ、Wood Stoneマウスピースの一番の違いはなんですか?

やはり一番の違いは加工精度の高さです。 マウスピースで重要な部分ってやはり手作業でないとしっかり作れないんです。
現在スタンダードになっている各メーカーのマウスピースも昔はハンドメイドで時間と手間をかけて作ってたんです。もちろん大手のメーカー等では、金型である程度の工程までは作るんですが、先端に近い重要な部分等は、手作業で手間隙かけて作ってたんです。 だから、ヴィンテージのマウスピースが良いのは当然なんです。しかし近年、どのメーカーも諸事情によりそこに中々時間がかけられなくなりました。
Wood Stoneは、全て手作業でその重要な部分に時間と手間をかけています。そのため、加工精度の高さには自信があります。


その他にこだわっている所はありますか?

素材にもこだわりがあります。 例えば、ハードラバーのマウスピースの場合、材料をプラスティックにすれば加工もしやすくまたコストも抑えられます。 しかし、ヴィンテージマウスピースの音を聴いてもわかるとおり、 エボナイトのもつ独特の吹奏感と音色は捨てがたいものがあります (もちろんプラスティック製のマウスピースは軽くて、吹きやすく、鳴らしやすいという メリットもあります。 初心者の方等には特に向いているのではないでしょうか。)。

でも、息をたくさん入れたときの音の密度と言うか、、、明らかに違いがあります。 そのため、素材にはプラスティックではなくエボナイトを使っています。

現在、エボナイトで作っているのは、セルマー、ヴァンドレン、ヤナギサワ、 ヤマハのカスタムタイプ、そしてWood Stoneだけですね。 また、昔のマウスピースで使っていたエボナイトはとっても硬いんです。この硬さも音色等に大きく影響しますので、Wood Stoneでも硬いエボナイトをあえて使っています。
どのメーカーのマウスピースがどんな素材を使っているのか、そして音にどんな影響を 及ぼすのか等に関しても、全部調べ上げ、随分と研究しました。


そんなに硬いと加工するのが大変なのではないですか?

はい、本当に加工しづらいんです。 メーカーによっては金型である程度まで作っているところもあるんですが、 うちは使ってませんので。。
Wood Stoneでは金型は使っていないんですか?
はい、丸い状態から全部手作業で削るんです。だから手間と時間がかかります。


そのお話を聞くと、現在の価格でも安く感じますね(笑。

はい、あまり儲けはでません(笑。

ところで、Wood Stoneマウスピースは、やはりヴィンテージのマウスピースを再現されているようなイメージですか?

はい、ヴィンテージマウスピースのクオリティの高さはもちろん認識していますし、需要も高いですから、当然、ヴィンテージマウスピースの持つクオリティは継承します。しかしそれだけではオリジナルとは言えませんので、そこは自身の経験や数多くのプレイヤーの意見を反映させ最適と思われるマウスピースの構造にして、あえて特長を出しています。

ヴィンテージのマウスピースは、良い音と吹奏感等を実現する本当にクオリティの高いものですが、デメリットが全くないとは言えません。例えば、低音域が出しにくかったり全体的にレスポンスがいまひとつだったり等々。
Wood Stoneマウスピースはそのような部分において大幅に改善されていると思います。 特に、低音域の安定感、そして中高音域のレスポンスの良さ等は大きな特徴です。
全体的にバランスのよいマウスピースに仕上げています。


最後にどんなプレイヤーにこのマウスピースを試して欲しいですか?

ヴィンテージマウスピースの良さは誰もが認めている事実です。
しかし、ただでさえその数は減ってきています。そして仮に見つかったとしても、その状態が良いものであるかどうかの保証はありません。価格的にも高いものでは10万円以上します。
状態の悪いヴィンテージマウスピースを購入されるくらいでしたら、その当時の製品と同じ手間と時間をかけて同等のクオリティを維持しつつ、独自の特長も兼ね備えているWood Stoneマウスピースも是非一度お試しいただきたいです。


WoodStoneマウスピースの製品詳細はこちらよりご覧下さい。
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